
研究概要
本県には多くの空き家が存在しており、空き家の調査に手間と費用が掛かっています。こうした手間と費用を軽減し、効率的に調査を行うため、和歌山市が保有する行政データと国が保有するミクロデータを活用した機械学習モデルを構築し、空き家の分布を推定する共同研究※を行っています。
また、自治体自身が容易に空き家分布の推定を行えるよう、これまでの研究で確立した空き家分布の推定手法をマニュアル化し、簡単な操作のみで推定結果を出力できるようにするためのツールを作成しました。
さらには、このモデルを応用した将来推計についても研究を進めています。
※ 総務省統計局、独立行政法人統計センター、東京大学、和歌山市及び和歌山県の共同研究
第7回地方公共団体における統計データ利活用表彰とは
総務省主催で、客観的な統計データに基づく的確かつ効率的な行政運営を促進する観点から、地方公共団体における統計データの利活用を推進することを目的として、統計データを利活用した優れた取組を進める地方公共団体を表彰するもの
詳しくは総務省統計局のウェブサイト 、統計局ホームページ/Data StaRt Award ~第7回地方公共団体における統計データ利活用表彰~ (stat.go.jp)をご覧下さい。